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一人称
執事(ヒズミ・ユガミ専属)
狼型獣人
男
375歳(外見年齢:約15歳)
166cm
58kg
12月5日
体を丸めて寝る
バイト、ゴミ拾い
速記、硬貨の落ちる音で金額を当てる
お金、ジャンクフード
ユガミ様
オレ・オレっち
狼型獣人族の少年で、しなやかな体つきと軽快な身のこなしが特徴的な外見をしている。
髪は左右で色が異なり、前髪と尻尾の右側のみがライトグレー、
それ以外は濃い色合いという非対称な配色を持つ。
褐色の肌には細かなそばかすが浮かび、どこか野性味と親しみやすさを併せ持った印象を与える。
狼の特徴である耳と尻尾は感情表現が分かりやすく、本人が意識していなくとも、喜怒哀楽が尻尾の動きに現れてしまう。
特に驚いた時や焦った時には、隠そうとしても反応が隠しきれない。
元ストリートチルドレンとして、盗みと日雇いを繰り返しながら路地裏で生きてきた狼型獣人族の少年である。
金品や食べ物への強い執着心は、生き延びるために身につけた感覚そのものだった。
ある日、彼は「物運び」をしていた人物を標的にする。
そこで盗んだのが、マナ結石だった。
マナ結石は一般家庭において、灯りや機構を動かすために欠かせない、いわば生活を支える基盤のような存在である。
ヒズミは、その役目を任せられる存在として、エルプスを適任と判断した。優れた聴力、敏捷性、そして状況を瞬時に判断する能力は、ユガミの相手をする上で不可欠だったからだ。
しかし、実際にその立場に就いてからの扱いは、エルプスの想像をはるかに上回るものだった。
ユガミの「欲しい」という一言を聞き逃さぬよう、常に神経を張り巡らせる日々。
その結果、彼は自然と速記という技能を身につけるに至った。
エルプスに対するユガミの扱いが、他の執事とは一線を画しているのには、明確な理由がある。
エルプスが路上生活をしていた頃、彼が盗みに入った相手は、“運び屋”などではなかった。
標的にしてしまったのは、ユガミ本人である。
その際にエルプスが盗んだのは、一般的なマナ結石ですらなかった。都市一帯の魔道機構を長期稼働させるために用いられる、極めて高純度かつ希少な“魔核”。
国家予算がひとつ吹き飛ぶほどの価値を持つそれは、ユガミが長年かけて生み出した最高傑作だった。
B3 の1音階。
ハキハキした少年らしさのある声です。